手芸と裁縫の違いって何?


手作りで自分の作品を作る方は、ハンドメイドと言えば良いのか、手芸と言えば良いかで迷ったりしませんか?
また手芸と裁縫とでは一体何が違うのか、素朴な疑問ながら自分の作品を販売したりする時に聞かれる事も多いでしょう。

手芸とは?裁縫とは?

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そもそも手芸とは個人的に行う裁縫や刺繍、編み物、小物作りなどの総称をそう呼んでいます。
基本的には経済活動を伴わないとなっているため、手芸店という事は家で何かをつくるための用品店という意味合いになりますね。

ですからもし、手芸を行ってそれを誰かに販売し経済活動を持続して行っているとしたら、それは手芸ではなく工芸になるかもしれません。工芸は元々専門的な職人による作品を指していた事から、販売するものとしてはこちらを使う方が自然だったのでしょう。

一方裁縫とは布を裁断し、縫合する事とあります。基本的に縫い物と呼ばれるもの全般を指します。裁縫には洋裁や和裁といった裁縫の種類分けをしており、洋裁は主に洋服を縫う事で、和裁は和服を縫うという風に分かれています。

両者の違いって何?

両者の違いについては裁縫は手芸の1つであるという事です。
手芸は裁縫や編み物、フェルト作品やレース、小物作りといった色々なものを指しており裁縫はその中の1つという事です。ですから裁縫は手芸であり、手芸と言えば色々な物を指しているという事になります。

資格の1つに手芸アドバイザーがありますが、手芸アドバイザーは色々な手芸に関するあらゆる知識が必要です。一方洋裁技能検定などは洋裁に関する専門的な知識になります。
ただ手芸を仕事としている方達の中では、裁縫を主に使った仕事については洋裁と言い、それ以外を手芸と呼んでいたりします。

ですから服を縫う事を仕事にしている方達は、それを手芸と呼ばず、裁縫や洋裁と呼んでいます。
ただパッチワークやレース、編み物などはそのまま呼ばず、ハンドメイドと言ったりハンドクラフトと言ったり手芸という言葉で呼んでいます。

クラフトは元々工芸の事ですが、使うときはあまり分類で分けて呼んでいるのではなく伝わればそれで良しとしているのでしょう。

また手芸と言うよりもハンドクラフトやハンドメイドと言った方が現代的ですし若い人もくいつきやすいのではないでしょうか。呼び方が色々とあるので分かりにくいかもしれませんが、実際に取得した資格などがあるのであれば、販売や教室を行う際にその資格名を伝えれば良いでしょう。


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