レース編物技能検定の概要


毛糸の編み物と似通った部分はあるものの、もっと細かい模様などを作れるのがレース編み物です。レース編み物にも資格があり、もっとレース編み物を深く極めたい方に選ばれています。

レース編み物とは?

レース編み物は糸をより合わせたり、模様を刺繍したり編んだりして綺麗なデザインを作ります。毛糸編み物と似ていますが、もっと小さな針や糸を使用します。ですからかなり手先の器用な方、細かい作業が好きな方に向いています。

レース模様を作るための花カードやヘアピン器具といった専門的な器具を使わなければならないため、毛糸編み物よりも少し難易度は上がります。ただ毛糸編み物の経験がある方なら、レースでもすぐに初めやすい編み方もあるので、毛糸編み物をする方はレースの知識も蓄えておくと可愛い小物作りができますね。

また逆にレースをこれから学びたいと思う方は、毛糸編み物もぜひとも学んでおいて損はありません。手芸店で働く方や趣味を持つ方、また自作の商品を販売したい方にも資格を取っておくと良いでしょう。

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レース編み物技能検定の概要

レース編み物技能検定は3級から1級に分かれています
レース編み物技能検定は文部科学省後援の公的資格に分類されますので、履歴書に書ける資格なのです。

3級はレース編み物に関する基礎的な知識や技能を持ち、応用できるかどうかが求められます。
2級ともなると専門的な知識も技能も必要となり、指導員補佐の役割を担える能力が必要です。
1級は専門的な知識と技能はもちろん、指導員としての知識も必要です。

ただ、この技能検定はステップアップ方式ではなく、どの級も受験する事ができるので、いきなり1級を受けても問題はありません。また受験資格は年齢や性別、学歴などの制限はなく誰でも受ける事ができます。

左利きの方は左利き問題での受験を申請すると、問題が左利き用で受けられます。
合格基準についてですが、原則得点率70パーセントとなっており、合格者のうち点数が優秀だった人には様々な賞が受賞されます

文部科学大臣賞や色彩デザイン賞、努力賞など全部で6つの優秀賞があるので、目標を持ちながら試験に臨めますね。また1級合格者のうち、6年間で3回審査委員資格認定、資質向上委員会を受講すると協会の審査委員資格者として認定されます。

つまり資格試験の際に審査員として参加する事ができるという訳です。
公的資格の審査員ともなると非常に名誉ある事ですから、ぜひとも目指してみてはいかがでしょうか。


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