手織りの小物はお土産屋や民芸品店などでも見かけますが、もっと身近に感じたいという方も多いのではないでしょうか?
どうせ教室などに通うのであれば、講座を受けて手織り講師になってみてはいかがでしょうか。
手織り講師養成講座は手織りの技術を学んで実生活に活かせる資格です。
手織りとは?手作りが伝える味わいが特徴
そもそも手織りと棒編みとでは何が違うかというと、棒編みは1つの糸を棒に引っ掛けてつくる物です。対して手織りは縦と横2つの糸を交互におっていくので、色の違う糸で織ると混ざり合う中間色ができます。その何とも言えない色の混ざり合いが非常に不思議で手織り独特の風合いが織り地に出ます。
手織りは手織り機を使用して手織りを行いますが、なければ簡単な物で作る事ができます。
手織り講師養成講座は色々なところで受講する事ができますが、公益財団法人日本手芸普及協会などがポピュラーでしょう。
手織り講師養成講座は体系的に学ぶため、1つの時間で1つの作品を作り上げていく所がほとんどです。実際に手織り機を使用して、手織りの原理や布の組織、実際の技法などを学んでいきます。
コースは本科、高等科と進んで講師になれる講師科に分かれています。
作れる作品はマットやショールなどが初級で、高等科になればバッグや巾着などの袋物にも挑戦できます。また講師ともなれば浮かし織や絵織りなどの高等な技法を用いて作品を作っていきます。
講座は大体10カ月間ほどで18回学び、18店の先品を提出していく事で次に進んでいけます。
受講料は講座が開かれる学校によっても違いはあるでしょうが、日本手芸普及協会では11万円ほどです。
その他にもテキスト代や教材費が別途必要となってきます。
手織りにも資格があります。
養成講座のカリキュラムを全て終えたら、協会が認定する手織り講師資格が受けられます。
また協会に会員登録すれば、会員特典を受けて協会の講師として活躍する事ができます。
会員登録料や講師として年会費、入会金は別途かかりますが、人に教えたり人を育成する喜びが味わえます。
また協会の会員は、講習会やセミナーにも安く参加できたりと特典があるのも嬉しいですね。
また特に講師として活躍しなくても、活躍の場はお店であったり自宅で教室を開いたり、
実際に販売する事もできますね。養成講座の受講資格は特になく、初心者でも受けられるのも大きな特徴です。
何かスキルを身につけたいけど、何をすれば良いか分からないといった人にも選ばれており道が開けやすいのも養成講座の良い所です。
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