シンプルな布に様々な綺麗な糸を縫い付けて1つの模様を作り上げる刺繍。
刺繍は色々な国で作られてきており、歴史も長く学べば学ぶほど奥が深い世界です。
そんな刺繍を勉強して刺繍講師になれる刺繍講師養成講座があるのはご存知でしょうか。
刺繍講師養成講座の概要
刺繍講師養成講座は、日本手芸普及協会が主催する養成講座で、区限刺繍、白糸刺繍、ステッチ100の技法別3つのコースをいっぺんに取得できる養成講座となっています。
従来だと各コースが1年3ヶ月かかってしまうところをこちらの養成講座は12ヶ月という最短期間で修了できるため、早く刺繍講師として活躍できます。
刺繍について、幅広い知識と技術が学べるので趣味で刺繍を始めたい方、教室を開いたりと本格的に行いたい方でもどちらでもじゅうぶんに学ぶ事ができる講座です。
講座内容としてですが技法別に分かれており、本科、高等科、講師科と約30点の作品を実際に講座内で作り上げ、それを提出する事で作りながら技術を学んでいく内容です。全く刺繍をした事が無い方でも基礎知識をはじめとし、応用する楽しさを実際の刺繍をしながら学べます。
教材もカリキュラムも日本手芸普及協会のオリジナルとなっています。何年もかかると途中で頓挫したり、生活が変わって中々できなくなったりするので、1年という短さで学べる事が非常に人気を集めています。
費用は日本手芸普及協会の会員で、かつ有資格者であれば140000円、一般だと175000円となっています。教材についてですが、1ヶ月約7000円ほどがかかります。テキスト代はあわせて合計20500円になっています。
また日本手芸普及協会では講師として認定された場合に受講後の特典が受けられます。内容は区限刺繍講師認定証、白糸刺繍講師認定証、ステッチ100講師認定証がそれぞれ申請すれば貰えます。
認定証は各10000円かかりますがそれを掲げて教室などを開く事ができるため、講師として活躍したい方は申請すると良いでしょう。
また日本手芸普及協会に入会し、刺繍部門の講師として活動する事ができます。場所などを借りるのが大変だという場合には非常に助かりますし、講師としての道がすぐ開けるのも良いですね。
登録料3000円と年会費5000円がかかりますが、充実した日々を送れます。
また協会主催の講習会やセミナーなどのイベントが行われる際に会員価格で受講できるなどの特典もあります。その他にも情報誌を年2回受け取れる会員特典もあります。
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